xxx

xxx

あなたが好きだった 髪を切ったの

面倒くさがり屋のあたしが

あなたの為にサラサラの長い髪

ホントは誰かと重ねて見てたの知ってたよ

それでもよかった よかったんだよ

7月の空は高すぎて 見上げても届かないと思ったんだ

髪を切ったら 飛べる気がしたのに

あなたにはやっぱりたどりつけなかった

あの遠い空の下 いつまでもうずくまったままの 髪の短いあたし

あなたの瞳には どう映る?

 

 

xxx

抱えきれないこの憎しみはどこに捨ててしまえばいい?

救うことのできないこの哀しみはどこに沈めればいい?

こらえきれないこの怒りは どこにぶつければいい?

だから君は笑うんだね

僕には 泣いてるようにしか見えないのに・・

 

大丈夫・・ 君は掠れた声でつぶやいた

もう少しで坂を登りきる場所で

君はいつも さよならを言う

あの夕陽を ただ一緒に眺めてみたかったんだ

オレンジ色の空は 君の瞳にはどう映ってるの?

 

xxx

すぐ隣りにいるのに 心はここにはいない

途切れ途切れの記憶を拾い集めても

君が愛しているのは 僕じゃない

あの時抱きしめていたら 何か違っていたのかな

まぁ冗談だと 笑い飛ばされるだけかもな

いつも一緒にいたかった ただそれだけだった

それだけだったんだよ

空がオレンジ色に染まる前に 帰ろうか

今日もさ 笑顔をあげるから

一緒に笑おうよ トモダチの僕ら

叶わない届かない たった一言が伝えられない

僕の想いは いつまでも心の奥に閉まったまま

一緒に笑おうよ トモダチの僕ら

今だけが幸せだなんて そんな訳ないのに

この坂道を降りたら 同じ道を歩くことなんて

永遠にないのに

xxx

最後にくれた言葉は

さよなら でも 嫌い でもなく

「 またね^^」

最高に残酷で でも らしくて 笑えた

きっと どこかでもしも 偶然にすれ違ったとしても

目を細めて ただ懐かしそうに 微笑むだけなんだ

 

何気ない いつもの風景

隣にいるはずの人が いないなんて

  

 

 

 

まだ途中