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最後にくれた言葉は
さよなら でも 嫌い でもなく
「 またね^^」
最高に残酷で でも らしくて 笑えた
きっと どこかでもしも 偶然にすれ違ったとしても
目を細めて ただ懐かしそうに 微笑むだけなんだ
何気ない いつもの風景
隣にいるはずの人が いないなんて
まだ途中
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いつもの帰り道 見慣れた街角で ふいに耳に響いた
「忘れて・・・」
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あきらめきれない ちっぽけな想いを 捨てる場所
空はいつもと同じで 綺麗な蒼なのに
何処にもない 見つけられない
さあ どこに捨ててしまおう
歩いて歩いて どっかで見つけた
透明な 無骨な形の なんてことない空っぽの箱
ここに捨ててしまおうか
簡単に放り投げても 丸見えで笑ける
この想いはどんな色?
藍の色
哀のいろ
愛の彩
クルクル同じ言葉を繰り返す
ア・イ・ノ・イ・ロ
さあ どこに捨ててしまおう
泣いて泣いて 泣き疲れたら
淋しくて悲しくて 深い海のような 遠い空のような
ここに捨ててしまおうか
投げ捨てるには 重たくて
結局 押しつぶされちゃうのかな
まだ途中^^
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飲み込んでしまった たくさんの言葉
空を見上げて ちょっとため息
いつ 吐き出せばいいんろう
怒るわけでもなく 泣くわけでもなく
笑けてしまった
何気ないいつもの昼下り
訳もなく 笑いがこみ上げて
投げかけられた言葉 ストレスないでしょ
えっと・・ ぶん殴っていいですか?
怒りなんて ぶっつけられればいいってもんじゃない
飲み込んでしまえるわけでもなく
淡々と伝えて わかってもらえるでもなく
いろんな大人の事情で
終わった風な感じで 終わってしまう
そんな毎日 同じ毎日
そして また同じ今日が始まる
息が詰まるのは
なぜだろうとは 言えないね
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頭の奥から離れない
甘く優しい嘘の声
愛してる 愛してる 愛してる・・・
言葉を選びながら 毎日を過ごしてた
見上げた空は 気持ち悪いくらい青く深く
吸い込まれたら 消えてしまうんだって思ってた
魔法の言葉 あなたがくれた
ずっと ずっと 一緒にいよう
やっと笑い方を思い出した
ちょっとだけ 幸せになってもいいのかなと
思ってしまった
頭の奥で鳴り響く
甘く優しい嘘の声
愛してる 愛してる 愛してる・・・
微笑みながら 優しくつぶやく
いつかは 消えてなくなる 魔法の言葉
時が経てば 魔法でもなんでもないはずなのに
いつまでもココロの奥で 消えてなくならない
もう2度と聴こえるはずもない あなたの声
愛してる 愛してる 愛してる・・
雨上がりの帰り道
あなたの言葉なんて覚えてない
水たまりに写った空は 眩しいくらいに白く明るく
吸い込まれたら 忘れてしまえるって思った
頭の奥に残ってる
甘く優しい嘘の声
愛してる 愛してる 愛してる・・・
■
君の愛は 無償の愛
こんな辛いことや あんな泣きたいことも
君は いつも穏やかにきいてくれる
でも
君はもっと 過酷な生き方をしてるはずなのに
君の愛は 無機質の愛
泣き叫んだあの夜に
感情をいれることなく
ただ 現実を教えてくれた
君の愛は 無限の愛
あたりちらして 言葉をぶつけても
いつも 笑顔でまた迎えてくれる
僕の愛は 無常の愛
小さいことに躓いて
永遠を 自ら投げ捨ててしまう
繰り返しの毎日
それでも 愛して 生きる
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遠い 遠い 空の向こう側に
僕の夢見た今は あるのだろうか
つまんないことに躓いて
訳もなく独り言のように愚痴る また今日も
同じように繰り返されるこの会話も
日常のルーティンに組み込まれている