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003

哀しい時には 苦笑い

泣きたい時には 作り笑い

 

君は いつも 強がって 弱いとこ見せたくなくて

下がった目尻を 無理に尖らせている

 

抱きしめても振り払うことは わかっているから

わざと 笑ってわかんない振り

君が無理に笑うほど

泣きたくなるほど 哀しくなる

 

どうして どうして ココロは逃げてくんだろう

君の 声は 叫びたくなるほど痛むのに

あの日も 今も また 無理に笑って見せて

また 僕の胸を揺さぶる

ガラスの笑みで・・・

001

傷ついた心の奥に もう誰も入り込むことはできない

 

この気持は 僕だけのもの

君のことを思う気持ちも

届かないと ちゃんとわかってることも

そして 君の思いも

 

憂鬱な空の色  見上げても モノクロの世界

彩を映す 君の声は もう聞こえない

 

遠くから 近くから 掠れる君のつぶやき

たった一言 欲しかった言の葉は 

耳の奥で 何度も何度も

 

 

季節が巡っても 僕にはからっぽの世界

彩を映す 君の声は もう聞こえない